2015年05月31日

「REFLECTION」舗装された道を歩くこと

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6月4日に人気バンドmr.childrenが2年7か月ぶりの新作「REFLECTION」を発表します。
JーPOPの第一線を20年近く走り続けている、モンスターバンド。
今回は、さまざまな点で変化があるようです。

昨年発表された最新曲「足音〜be strong〜」が初登場2位でした。
数十種類におよぶCDシングルを同時発売したアイドルグループに敗れ、約20年続いた初登場1位という記録は途絶えました。

多様なメディアの出現や音楽を入手する形態に変化が生じ、CDセールスが伸びない時代ですので、この結果にどれほどの意味があるのかわかりませんが、この新曲「足音」は、長年一緒に曲を作ってきた小林武史さんから、彼らが独立を果たし、いわゆるself produceした、彼らにとって大変思い入れのある曲でした。

「舗装された道を選んで歩いていくだけ そんな日々だけど もうやめたいんだ」
というフレーズに代表されるように、これまでの既存のやり方ではなく、新たな形のmr.childrenをみなさんに見せていきたい、そんな思いがあったと思います。

この曲が2位になったからではないですが、彼らは今回、彼らの持つ「歌の力」を聴いてくれる人に最大限、届けたい思いで、6月4日に向けて勢力的に活動しています。
中心人物の桜井さんは「20年前にミスチル現象というのがあったけど、もう一度、僕らの音楽を精一杯届けることで、日本の音楽シーンに衝撃を与えるようなことをしてみたい」と雑誌で語っています。

そこで、彼らは、今回、新作を発表する前に、新作収録曲を中心とした全国ツアーを開始しました。
また、すさまじいばかりのプロモーション活動を展開しています。
雑誌のインタビューやテレビ等メディアへの出演にとどまらず、
1.大都市の駅等での視聴セットの設置
2.TVやネット上でのCM
3.大都市を中心とした大々的な告知看板
4.JR電車内での告知シール
などです。
また、全国ツアーでは、ツアートラック(ツアーのセットを運ぶトラック)の前でファンが集合して撮影を行い、情報発信するなどのイベントが自然発生し、各会場、ファンの間で盛り上がりを見せています。
ツアー最終日の模様は、スカパーでの放送も予定されています。

これまでもJ−POPの歌手がプロモーションに活用してきたものもいくつかありますが、ここまで大々的に猛烈にプロモーションしている例はなかなか無いように思います。

そして、ツアー最終日の6月4日に新作「REFLECTION」が発売になります。
もちろん、アイドルグループのような総選挙の投票券が入っていたり、異なるCDジャケット写真で数種類発売するような商法はそこにはありません。
音楽の力、楽曲でどこまで勝負できるか、そのために、3,4か月におよぶプロモーション活動を展開して、ミュージシャンとしての自分たちの存在感を示したい決意が感じられます。

冷静に見ていると、やり方が、選挙ととても似ているなあと思いました。
ファンや支援者との絆を深めることや、キャンペーンという意味では、一緒ですものね。

小林武史さんから独立し、ある意味、彼らの再出発とも言える今回の新作「REFLECTION」、
日本の音楽シーンにどのような反響があるのか、楽しみですね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


posted by koko at 20:15| 日記