2015年06月03日

党是、そして悲願

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自民党の全国青年部長・青年局長合同研修会が党本部でありました。
岩田清文 陸上幕僚長より、「陸上自衛隊体制改革への取り組み」、
木原稔 青年局長より、「新憲法制定に向けた取り組みについて」と題した講義がありました。

陸上幕僚長からは、組織改革として新たに、統合幕僚長からの指揮命令を陸上自衛隊全体として受け止める「陸上総隊」を設けることが示されました。
これで、統合幕僚長からの指揮命令は、陸上総隊、自衛艦隊、航空総隊と、「陸、海、空」の三つの集約され、統合運用の実効性が向上することになります。
これまで陸上自衛隊の調整窓口が複数存在していたので、シンプルかつ、明確な指揮命令系統になります。

また、東アジアにおける情勢認識においては、冷戦後の約25年間において、もっとも厳しい情勢で、東京オリンピックの2020年が大きな節目になるのではとの認識でした。

現在、自衛隊の海外活動を広げる安全保障関連法案の審議が、衆院平和安全法制特別委員会で行われています。解釈やさまざまなケースを想定して、論戦が交わされていますが、そもそも自衛隊の存在について、
最高法規である憲法には何ら規定されていないことに、私は、このままでいいのかという思いがあります。

憲法第9条第1項には、侵略戦争を絶対にしない旨が明確に記されています。素晴らしいと思います。
問題は第2項です。
「前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない」
現存する自衛隊についての役割の記載もなければ、この第2項は自衛のための戦いもしないとの解釈にも受け取れます。

日本国憲法ができた時と、今という時代では、日本が置かれた状況が相当異なっており、
70年近くが経過したいま、時代に即した最高法規を定めていく必要があるように思います。

安全保障に関する憲法記載がないのは、G8の中で日本です。
世界の多くの国は、平和主義を掲げると同時に自国の軍を保持しています。
9条の持つ素晴らしい面と、現代にそぐわない特異な面(侵略されても対応できない)をよく理解した上で、
私たちの命と暮らしを守る最高法規としたいですね。

今年は、自民党結党60年。
昭和30年の保守合同で誕生したわが党の党是が、この「命と平和な暮らしを守る憲法の制定」であります。
まさに、悲願であります。






安全保障に





posted by koko at 06:00| 日記