2015年06月18日

第二木曜会・呉地方総監

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第二木曜会が開催されました。
海上自衛隊 呉地方総監の海将 伊藤俊幸さんによる、現在の我が国の安全保障の諸課題について、講話を拝聴しました。

講和では、国連憲章の日本国憲法を比較例示されました。

国連憲章では第2条第4項 集団安全保障対策では、武力の行使は厳に慎まなければならないとあるが、一方で、第42条では、状況に迫られた場合は、国連軍による武力制裁の必要性が述べられ、
第51条では、国連による安全保障対策は、各国が有する有事の際の個別的または集団的自衛の固有の権利を害さないとされています。

日本国憲法については、国連憲章第2条に相当するのが9条であり、自衛権に関しては13条での解釈がそれに相当するだろうとのお話でした。

現在、内閣で閣議決定された武力行使の「新三要件」については、
1.我が国への武力攻撃または武力攻撃の危険性が迫っている状況で
2.我が国の存立について、ほかに適当な手段がない場合
3.必要最小限の武力行使にとどめる
という内容の説明があり、従来から議論されている個別的自衛権の範囲を逸脱するものではなく、
報道にあるような集団的自衛権に関する内容はどこにも触れられていないことが強調されました。

現在の報道は、正しい内容を正しく報道されていないことが大変残念であり、
政治や安全保障にかかわる人が、正しい情報をきちんと正面を切って粘りつよく国民、県民に伝えていくことが重要であると、講話が締めくくられました。

なかなか報道が正しいかどうかの判断は難しいところですが、
すべての報道が正しいわけではなく、さまざまな角度から、何が正しくて、どのような方向に行くことが、
自分たちの身を守ることにつながるのか、冷静に分析、評価検討する必要がありますね。

今後も、さまざまな意見や現場の事象をつぶさに見て、判断力を養いたいと思います。




posted by koko at 06:00| 日記