2015年10月22日

嘉義農林学校と甲子園とKANO

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台湾南部に農業が盛んな嘉義県というところがあります。
日本統治時代に嘉義農林学校が設立され、ここに野球部がありました。
日本統治時代には、高校野球の甲子園も台湾代表枠があり、かつて、この嘉義農林学校が、
出場したことがあります。
甲子園で準優勝を経験し、日本のプロ野球に入団した人もいるなど、野球の盛んな学校として名を馳せました。現在は、国立嘉義大学として学校も大きく発展しています。
甲子園に出場した野球部は、日本からやってきた近藤監督が文字通り、一から日本語で野球をたたきこみ、
連日の猛練習で技能を習得しました。

近藤監督の素晴らしかったところは、野球の指導だけでなく、当時いた日本人、台湾人(漢民族)、台湾原住民も3民族をわけへだてなく実力でもってのみ試合に出場させる考えを貫いたところです。
また、「嘉農精神」とよばれる人間教育を大切にした点であります。人間的成長を促すべく、精神面を徹底的に鍛えたことでも有名でした。
こうした、嘉義農林学校の甲子園の躍進は、映画KANO(永瀬正敏さん主演)として、
最近、日本でも上映されましたので、もし興味のある方は是非、ご覧いただけたらと思います。

日本統治時代の台湾の歴史を学ぶことは、当時のアジア情勢、日本が目指した方向性を
外から冷静な眼で見ることができます。

日本の近現代の歴史を認識する上で、大変貴重な機会を与えていただいているとの思いで、研修に臨んでいます。

posted by koko at 00:00| 日記